Event / Experience

エキュート新橋・有楽町 「奇妙なメニューに化かされて」

年末の街に仕掛けた「化ける」体験キャンペーン

年末の街に、ちょっと奇妙な仕掛けのメニュー

年末の忘年会シーズン。オフィスワーカーが行き交うエキュートエディション新橋と有楽町において、飲食街のにぎわいをさらに高めるための施策として企画されたのが「奇妙なメニューに化かされて」キャンペーン。
2〜3⼈の少⼈数で楽しめる飲⾷店がほとんどのことから、仕事帰りに立ち寄る少人数の飲み会や二次会のシーンを想定し、立ち寄ってもらうキッカケとなるようなちょっとした仕掛けで「話題になる体験」を創出することを目指した。

狸と役者に着想を得た「化けるメニュー」

狸の小屋が今の飲み屋街になったという謂れのある新橋と、⽇本初の劇場である帝国劇場をはじめ、役者が「化ける」演劇文化のある有楽町という土地柄を背景に、「化ける」という共通テーマを掲げた。
調味料をかけると色や味が変化する一皿、見た目と中身のギャップに驚かされる商品、食べ方によって二度楽しめる料理など、各店舗が工夫を凝らして開発した、食べる瞬間に仕掛けが起こる「化けるメニュー」を展開した。

不思議さと怪しさをデザインで可視化する

ビジュアルは墨とビビッドカラーを組み合わせた配色や、かすれた質感を取り入れたタイポグラフィによって、不思議さと怪しさを演出。狸や仮面をアイコン化し、商品写真を隠すモチーフとして用いることで、変化の瞬間を想像させる仕掛けも施した。縦書きレイアウトや和の要素を取り入れ、年末らしい雰囲気も醸成した。
駅中ポスターやサイネージ動画、バナー広告、店舗用POPなど多様なクリエイティブを制作し、施作を盛り上げた。

地域の文脈を生かしたストーリー性が高評価

「化ける」という一目で伝わるグラフィックは、通行量の多い駅構内でも強いインパクトを放った。ポスターを目にした人々が足を止め、話題性を持って店舗に誘引される様子が確認された。「いつもとは違った雰囲気を醸し出した印象に残るビジュアル」とは話題になった。
「地域性と遊び心を組み合わせたユニークな施策で、年末らしい盛り上がりを演出してくれた」と高い評価を獲得。特に新橋と有楽町の歴史的背景をデザインに落とし込み、単なる飲食キャンペーンにとどまらないストーリー性を表現できた点が評価された。


|領域|
CREATIVE PHASE
・コピー開発
・グラフィックデザイン(ポスター、店頭POP、Webバナー、サイネージ動画など)


|STAFF|
・Agency: SCOPE inc
・Producer: Tomokazu Furukawa
・Project manager: Teppei Ueda
・Director: Chihiro Sena Miyagaki
・Art director: Yuya Morisaki
・Designer: Issei Saito
・Photo: JAM STUDIO
・Movie: xday


エキュート新橋・有楽町 「奇妙なメニューに化かされて」

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