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CA Log #22
弊社、今日から
広告会社やめます!?

2020.11.10

広告業界一筋の私にとって、若い頃からずっと考えてきたことがあります。それは広告という仕事の本質について、広告というビジネスの存在意義についてです。答えがあるようでないその問いに、長い間、悩んできました。ずっと悩み、考え、実行し、を繰り返してきました。そして今、多くの出会いが重なり、その問いに対する一つの答えを見つけることができました。そこで、どうせやるなら、思ったり、考えたりしているだけではきっと駄目で、私自身の退路を絶つ意味も含め、声に出して高らかに宣言することにしました。
弊社は今日から「ブランド・アクセラレート・カンパニー」と名乗ります。
「Brand Accelerate Company」は「ブランドを加速させるための会社」という意味。それは、企業成長を第一義に捉え、事業主にしっかりと寄り添うことから始まります。従来のマーケティングやプロモーション活動では補いきれなかった経営課題を解決し、成長へ導くための集団と考えてもらえれば良いです。

では、なぜ「ブランド・アクセラレート・カンパニー」なのか?
まずは、今まで以上にクライアントをより深く理解し、好きになり、その成長に貢献したかったこと。
そのためには、経営課題に真摯に向き合い、点や線ではなく、面として最適なソリューションを提供する必要があったこと。特にこのコロナ禍において、多くの中小企業が危機に晒されていることは周知の事実です。もちろん、私たちも例外ではありません。

コロナ禍が長期にわたる状況において、企業経営を短期的に捉えればキャッシュフローがもっとも重要な指標と言えます。どんなに優良な企業でも、キャッシュが尽きた時点で倒産します。国が実施するさまざまな融資により、この2月、3月に資金を調達できたとしても、それを使い果たした企業は返済実績がないため、再度の融資は厳しいのはないか、という声も聞こえて来るようになりました。
そう、世の中にはマーケティングや広告以前にクリアしなければならない経営課題が溢れ、深刻な状況となっているのです。そんな時流にも重なり、今回の宣言をすることにしました。


私が取り組むべきは、全方位の経営課題解決、そして企業の成長支援です。

経営資源としてよく言われる「人」「モノ」「金」「情報」「時間」。今まで私たちが提供してきたソリューションでは、「情報」「モノ」が主で、それは経営課題解決の一部に過ぎず、根本的な解決がなされているとは言えませんでした。経営資源のすべてに関わり、しっかりと経営を総合的に見て、課題解決に取り組みたい。社会がどのような状況になっても、クライアント企業の経営全体を見ながらソリューションを提供し、企業成長に貢献したい。そのための方法が、「ブランド・アクセラレート・カンパニー」だったというわけです。

そのチームは、社内外のスペシャリストメンバーで構成されます。例えば、MBA経営コンサルタント、税理士、弁護士、社会保険労務士、営業コンサルタント、デジタルコンサルタント、オフショアビジネスコンサルタント、マーケティングコンサルタント、そしてブランディング/プロモーションを専門とする私のほか、エンジニアやクリエイターなど。ずばり、プロジェクトを成功に導くための混成チームです。

あっ、決して今の仕事をやめるとは言ってませんよ!  
今の会社のメンバーは、従来通りブランディング、広告制作、プロモーション活動に携わっていきます。私自身の立ち位置を変え、クリエイティブアローズというチームを進化させていきたいと考えました。
新たに発足した混成チームと、従来のビジネスチームとの2軸でシナジーを生み、新しい価値を生み出すことが目標です。
その結果、クライアント企業の経営課題を360度、全方位解決できる集団になること。そのためには、経営者に進言できる姿勢も必要です。例えば、商品開発から予算付けを含めて、経営トップに寄り添い、モノを言える関係が大事になってきます。現実社会ではなかなか経営者に意見が言えず、何のために仕事をしているのか、分からなくなることも多いですよね。みなさんは、何を目的に仕事をしていますか?目の前の社内稟議を通すためでしょうか?かっこいいクリエイティブを作りたいからでしょうか?話題化でしょうか?それともアワード獲得でしょうか?私たちの存在意義は何でしょう。
私たちの存在意義とは、まさに経営者と共にクライアント企業の事業成長、ブランドの成長を支えていくことにほかなりません。

物事に絶対はありません。しかし、私は、ここで言い切りたいと思います。言葉にしたいと思います。私たちは「あなたの企業成長にコミットします」と。そう言葉にすることで、あえて責任を負いたいと考えています。
日本の企業の99.7%は中小企業です。その経営者のみなさんを応援したい。経営コンサルティングという見方と財務、IT、マーケティング、クリエイティブという手法を駆使して、今まで以上に貢献したいと考えています。
広告の仕事とは限りません。経営全般に関する悩みがある方は、ぜひ、弊社までご連絡ください。
あらゆる分野のスペシャリストを集めたチームで対応する準備は、もう整っていますから。


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