Branding

藤崎町オリジナルシードル「藤咲初恋」

ふじりんご発祥の地から生まれた“甘酸っぱい地域ブランド”の物語。

地域ブランドの再解釈。
青森県藤崎町産リンゴ「ふじ」を100%使用したシードル「藤咲初恋(ふじさき うれん)」。
ふるさとへの記憶とリンゴの物語をひとつのボトルに閉じ込める地域ブランド開発として始動した。単なる地産シードルではなく、「ふじりんご発祥の地」という価値を情緒的にブランド価値に据え置き、藤崎町ならではのプロダクトとして再定義したプロジェクトである。

藤崎町の誇りを物語へ
狙ったのは二つの方向。ひとつは、藤崎町の空気を初めて吸う観光客やインバウンド旅行者。旅の体験価値は“土地の物語を持ち帰ること”にあると捉え、ボトルを手にした瞬間から物語が始まる設計を目指した。もうひとつは、藤崎をふるさととして胸に抱く住民。地元の象徴であるりんごが新しい形で輝く姿を実感してもらいたいと言う思いを込めた。

“初恋”をキーとした物語をデザインへ。
ブランド名「藤咲初恋」は、りんごの甘酸っぱさと、藤崎町という土地の始まりの物語を重ね合わせて誕生したネーミング。ラベルデザインは、架空のキャラクター「藤咲初恋(ふじさき うれん)」を主人公としたストーリー仕立てとし、果実の瑞々しさだけでなく、初恋のときめき・切なさ・清らかさを抽象的に表現し、単なる農産加工品ではなく、“情緒を伴うローカルブランド”として成立させた。

藤崎町長より。
「初恋を思い出すように故郷にも思いを馳せてほしい。」藤崎町長はそうコメントした。藤崎町で暮らす人達にとって、思い出のシードルとなっていく入口つくりとなるプロジェクトとなった。


|領域|
PLANNING PHASE
・コンセプト開発、テーマ設定、ブランドストーリー開発、ネーミング開発
CREATIVE PHASE
・コピー開発、VI デザイン(ロゴ、パッケージデザイン、パッケージデザインシステム)
OPERATIONAL PHASE
・PR / SNS 施策各種


|STAFF|
・Producer/Creative director:Toshifumi Nyui
・Copy writer:Kazuhiro Uwabe
・Art director:Kazuhiro Uwabe
・Designer:Kazuhiro Uwabe
・Illustrator:Juria Okada

藤咲初恋商品ページ
https://onlineshop.fujisaki-shokusai.com/products/fujisakiuren


藤崎町オリジナルシードル「藤咲初恋」

Branding Discover Japan 

    Contact Us