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商品力トップの小動物用医薬品メーカー。

展示会でブランド認知拡大を図る。

今回の案件は、動物用医薬品及び医療機器等の研究開発・製造を行う日本全薬工業株式会社(企業ブランド名:ZENOAQゼノアック)の、「FASAVA-Tokyo(アジア小動物獣医師会連合会の国際フォーラム)」協賛に際した、出展ブースの企画・制作・運営である。
ミッションは、いかにして「ZENOAQ」の企業姿勢に対する共感を獲得し、更なるブランド認知拡大へ、そして販路拡大へ繋げるか、だ。

ブースのアイディアと

「ZENOAQ FUND」で話題づくり。

この「ZENOAQ」というブランド名には、方舟によって多くの動物たちを救った「ノアの方舟」が意味する「動物を救済する」という想いが込められている。ブランドの認知拡大を図る上で、この想いに着目し、このブランド名に込められた思想を体感してもらうことで、来場する国内外の獣医師の「共感」を獲得し「ファン化」へ繋げるものとして展示会ブースを企画していった。
まず考えたことは、展示会テーマの専門性が極めて高く、医療分野というお堅い内容である、ということだ。そして、おそらく、参加各社ともブランドカラーをベースとしたブース差別化が主であろうと予想した。ターゲットは獣医師さんである。そして何より、「ZENOAQ」自体が業界内でも面白い取り組みをしていること。それらがアイディアの前提となった。

そこで、私たちは今回の展示会で「ZENOAQ」が発信するテーマを選定することから始めた。着目したのは、「ZENOAQ」に込められた「救済」というキーワード。テーマに「現代版ノアの方舟」と称されるノルウェーの「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」を選んだ。2008年ビル・ゲイツ創業のもと、気候の変化や戦争などで地球が危機に瀕したとき、人類が絶えぬよう、世界中の農作物の種子を貯蔵することで救済することを目的に建てられたものだ。
これが、「ZENOAQ」にピタリとはまった。テーマが決まると、そこからの展開は早い。
ブースデザインは、限られたスペースで、どう表現するか?が求められる。
最もこだわったポイントは、スヴァールバル世界種子貯蔵庫のエントランスを再現することであり、また建物の中に「入る」という行為を促し、アトラクション要素を付加することだった。

次にこだわったポイントは、ブースの内部である。
最大幅8mを超えるスクリーンに奥行のある映像を投影し、スヴァールバル世界種子貯蔵庫の内部を表現した「映像アトラクション」を展開。
「映像アトラクション」は「ゼノアック劇場」と題し、お笑い芸人がワンちゃんへアテレコしながら面白おかしく「ZENOAQ」の語源や会社・製品を紹介する映像を放映。難しいことを簡単に、簡単なことを興味深く、興味深いことを面白おかしく、伝えていくこと。結果、ZENOAQからのメッセージをストレスなく、わかりやすく伝えることができ、来場者の「共感」を獲得することができたと言える

さらに、本フォーラムより「動物を救済する」というブランド名に込めた決意を、「動物のための力」に変えるために生まれた「ZENOAQ FUND」が本格始動した。
この「ZENOAQ FUND」は「FUND WATER」というミネラルウォーターを手渡すことで、その本数に応じて「ZENOAQ」より動物支援団体に寄付がされるオリジナルのファンドプロジェクトである。 
当日は映像アトラクションによる「ZENOAQ FUND」の説明はもちろん、来場者一人一人に本プロジェクトの趣旨を発信し、「FUND WATER」を配布することで、多くの来場者の「共感」と「賛同」を得ることに成功した。
ブースで展開するコンテンツだけではなく、本プロジェクトの取り組みによる相乗効果で、 企業と顧客を育成するというプロモーションを展開することができた。

ターゲットの心に響くテーマ設定が、

情報発信力・強度を高める。

テーマ性を持たせた展示ブースは、多くの来場者の目を引き、足を向けさせることに成功した。ZENOAQブランドと日本全薬工業株式会社の認知拡大につなげることができた。 
さらに、既存の小動物医療関係企業というイメージから、業界でも面白い取り組みを行う「ゼノアックらしさ」を伝達する映像と展示方法を実現することができたと考えている。 
ブランディングは、到底1日だけで完成するものではない。また、企業からの発信だけで完結するものでもない。それは、中・長期的に継続し、育成していく必要があると言える。育成の対象は企業と同時に顧客でもあり、方法は時と場合に合わせて変化が必要と考えている。このようなさまざまなアイディアを盛り込んだ展示会によるブランド認知拡大施策は、弊社の得意とするところであり、今後も積極的に取り組んでいきたいと思う。

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箱根駅伝で考えた、
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