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#8

​すべての道は、
オリエンテーションにつながっている(か?)

2020.4.7

今回は案件の始まり、スタート地点と言える「オリエンテーション」について考えてみたい。数々のオリエンテーションを受ける側として、立ち会ってきたが、やはりオリエンテーションとは難しいものだ、と思う。それは、「する側」も「受ける側」もだ。

まず、オリエンテーションに向かう流儀として、私は、徹底的にクライアントの情報を調べ上げ、学び、知り尽くして、自分ゴト化して臨むことにしている。それは、最低限の相手への礼儀であり、相手を好きになった状態でオリエンテーションに向かいたいと思っているからだ。お互いオリエンテーションでは、その案件のパートナーを探しているという状況だ。だからこそ、相手をリスペクトした形で向かい合いたい。そう臨めば、もちろん相手の印象も違うだろう、こちらの姿勢に気づいてくれるだろう、と思っている。

そして、当日。クライアントは、現状の課題、案件の目的、その商品・サービス概要と特徴、マーケット状況ほか、多くのデータを語ってくれる。大事なのは、担当者の語っていることが、会社としてのコンセンサスのある情報なのか、単に担当者の私見なのか、という点だ。そこを見落としては、オリエンテーションから持ち帰った情報が、錯綜することになる。そこを見抜くこと、理解を確かにすることは、必要不可欠な姿勢だ。さらに、オリエンテーションの情報として、足りない部分、理解できない部分があれば、もちろん質問する。こちらは、クライアントのことを知り尽くして参加しているので、質問も的確でレベルの高いものができる。よく現場で見られる質疑応答での愚問、というのは避けたいところだ。

そして、課題と目的をはっきりさせること。明確な課題解決のために、オリエンテーションの情報を深掘りし、またクライアントと共通認識を持つこと。そこから、やっと本格的な活動は始めると言えよう。
あとは、こちらは、頭に汗をかくだけだ。アイディアを溢れさせるだけだ。確認した情報を元に、独自の方向性を打ち出し、弊社ならではの差別化できる成果をだすだけだ。

その結果、クライアントとベストパートナーになれれば、こんなに幸せなことはない。それでこそ、その案件のオリエンテーションは成功だったということになるだろう。すべての始まりはオリエンテーションにある。

その始まりに、道に迷わないこと。道筋を見極めること。信じた道を進むこと。
いつも私が肝に銘じていることだ。

株式会社クリエイティブアローズ
代表取締役 乳井 俊文