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#24

絶対儲からない事業は 
本当に儲からなかったのか?

2020.12.8

みなさんは #17 で紹介した「ドットミッケ!」というプロジェクトを覚えていますか?あの「絶対儲からない、新規社内事業」は、本当に儲からなかったか?いや、少しは儲かったのか?実のところは、どうだったんだ?と、気になるところですが、現在活動中の「ドットミッケ!」、これは社内コンペから生まれた自主事業で、もちろん自費。コロナ禍で収入が減って困っている生産者さんを救いたい。それが一番の目的でした。
この事業は結局、儲かっていません。採算は度外視です。しかし儲け以上に得たものがあります。携わったスタッフのスキルが向上したこと。参加してくれた生産者さんたちが大変喜んでくれていること。「ドットミッケ!」に登場したことで地元の新聞に掲載され、事業が活気づき、売り上げにもつながりました。
また仕事への意欲の向上など、生産者さんを元気にすることにも貢献できたと思っています。こういった反応を受けることで、携わっているスタッフの「ドットミッケ!」へ向けるモチベーションもどんどん上がっています。 

さらに、この今年7月に自費でスタートした「ドットミッケ!」ですが、たった3ヶ月ほどで大きな成果を生み出しました。なんと新たな事業の受注へとつながったのです。
それは、11月に始まった「#みてみて平川」というもの。青森県平川市の魅力あるコンテンツをオンライン・オフライン連動して全国に発信するプロジェクトです。
観光庁からの公募で、弊社は、青森デポのスタッフを中心に数社でアライアンスを組み、プレゼンテーションに向けて取り組みました。審査の中でカギとなったのが、弊社が「ドットミッケ!」を運営している実績。オンラインとオフラインの連携に強みがあること、また青森とのつながりが深いとの理由から採択を受けました。

採算を問わなかった「ドットミッケ!」という自主事業が、短期間のうちに国からの事業受注につながる。これは狙いでもありましたし、収益にもつながり、ひとつの大きな成功だと思っています。
 
この「#みてみて平川」では、さまざまなイベントを行っています。
現地のりんご農家さんと参加者をオンラインで結び、その場でりんごを指定できる収穫体験を実施。ここには、コロナ後には実際に平川市に来てりんご狩りをしてほしい、との願いが込められています。
また。有名アニメ映画のモデルとなった洋館がある名園「盛美園」のバーチャル散策では、アニメ映画のカメラアングルと同じ小さな妖精の低い目線で参加者を案内。映画さながらの楽しさを提供します。
平川市内各地に仕掛けられた「謎」を解きながら「お宝」を探す体験型ゲームイベントの「謎解き街巡り」では、謎を解いた方に平川市の特産物をプレゼント。平川市と一体となってゲームを盛り上げます。
今後、オンラインとオフラインを使って趣向を凝らしたイベントが数多く実施される予定です。「#みてみて平川」サイト内には、そのりんご収穫体験やバーチャル庭園散策、謎解き街巡りなどの詳しい情報が掲載されています。

私たちは、なによりも「新しいことに挑戦したい!」という強い意志を持ってプロジェクトを立ち上げました。情熱をかけて取り組み、作り上げた事業があったからこそ、その経験を活かせる事業に巡り合い、大きな成果へつながったと思っています。

確固たる意志が、人やものを強く突き動かし、前向きな行動を生み出すきっかけとなります。その行動と結果が実績として認められ、さらに人やものと結びつく。まさに「意志」から伝播した力が、次々と広がるイメージです。意志のあるところには、それに賛同する人がいます。その賛同者との交わりから周囲を巻き込んで、また新しいプロジェクトへとつながっていく。そんな成長のスパイラルを体験すること。いま、弊社が実感しているのは、まさにこの体験に他なりません。

本当にチャレンジしたいことに向かって、誰よりも先に意志を持って動くこと。その行動こそが、自分自身と周りの人々の幸福と成長へとつながっていくのです。
私たちは、これからも常に情熱とともに新しいプロジェクトを動かし続けます。そして成長を続けるために、行動へのきっかけを作っていきたいと思っています。

#みてみて平川 https://mitemite-hirakawa.com/

株式会社クリエイティブアローズ
代表取締役 乳井 俊文