log19.png
CA
Log
#19

人材を育てる会社。
腐らせる会社。

2020.9.29

新型コロナで社会が閉鎖的になりつつある現在、企業内では社員の成長を促す余裕も少なくなってきているようだ。そして数多くの会社で人材が不足しているという。社員の数は揃っているが、優秀な人材が足りないというのだ。そんなコロナ禍におけるデジタル時代の人材についてあらためて考えさせられる、新しいオファーを受けた。DMM.comの転職者向け有料セミナーである「デジタルマーケティングキャンプ」というものに、サポート企業として参加してくれないかという話だ。数カ月かけてデジタルマーケティングについて学んだ受講者にプレゼンをしてもらい、私たちがリアルな現場の知見から受講者へアドバイスを送る、というものだ。初回のプレゼンを受け改善点などのヒントを送り、翌週再度受講者たちのプレゼンを受ける。そしてどのくらい改善されたか、再び目を通していく。

プレゼンとその後の質疑応答を通じて、受講者は総じて頭の回転が速いという印象だった。みなさん、変化対応力にも長けていて意識が高く、いま現在に危機感を持っている人が集まっていたと思う。積極的に時代を作っていこうという意思を持ち、自分自身の価値をあらためて客観視している人が多かった。今回の受講者は将来優秀な人材となり、これからの企業成長の一端を担う人材になるべき人たちだと感じた。

しかし、優秀な人材を生かしきれず、人材の成長を止めてしまっている会社が多いというのも事実である。優秀な人たちは、自分たちの会社をしっかり観察している。この会社に自分が成長できるビジョンを見いだせるか、常に会社を見つめ直し、仕事へのモチベーションを保つために努力しているはずだ。
依頼されたミッションや与えられたオーダーだけを淡々と受けてこなす会社がある。受注した案件を正確に進行するだけで、新しい刺激的なインプットもなく、いつの間にか仕事がルーティン化し、マンネリとなっている会社だと考えていただければ良い。このような会社に彼らは興味を持てず、物足りなさを感じるようになるのではないか。決して意欲と情熱を持って取り組めず、自分の未来の居場所に危機感を持ってしまうのではないか、と思う。

一方で、オーダーに対して積極的に対話し、クライアントと一緒に課題を再発見し、ソリューションを導き出し共創するという会社もある。それは、これから成長する企業としては当たり前の姿だが、なかなか現在では特徴的と言えるかもしれない。まさに弊社がこだわっている取り組み方がそれだ。ブランディング案件では、クライアントと徹底的にディスカッションをし、マーケットリサーチを行ない、潜在的課題をあぶり出す。そうして良いところ悪いところ、すべてを掘り起こし、その企業のブレーンとして継続的なパートナーになることをめざし、各社員が高いモチベーションを持って仕事を続けている。特に若い社員たちは、さまざまな視点から新しいアイディアを出し合い、議論し合い、トライ&エラーを繰り返しながら実践の場で成長している。
弊社では、社員の発案で始まった「Zoomで地方と東京を結び、産直品を販売する」という プロジェクト を7月からスタートさせた。それが開始から数回のうちに、弊社スタッフ、現地スタッフともに、当初持ち得ていなかったスキルを身につけてきており、日々成長している。スタッフは、新型コロナの影響で売り上げが伸び悩む地方の生産者の力になりたいという大きな目的を持って取り組んでいる。実はこの取り組みは、早くも一つの事業として次のフェーズへ移行することとなった。このスピード感も、こういった取り組みの副産物と言えよう。やはりモチベーションなきところに、成長はありえない。

いつの時代も企業の成長の中心にいるのは、「人」だ。人が会社に帰属意識を持ち、プライドと目的を保って仕事をしていけるかどうか。そんな社員にとって愛着の持てる企業と仕事が優秀な人材を育て、さらに人材の成長が企業の成長へとつながっていくのだと考えている。
弊社にご相談いただければ、ブランディングやプロモーションなど、さまざまな仕事の現場を通じて共創することで、御社の人材育成をお手伝いできると思っている。人を育てる役割を担う自信がある。弊社はクライアント、社員、外部スタッフ含め、ともに同じ課題と目的を共有し努力している。仕事を通じて、刺激的で価値ある体験、そう、ワクワクする胸が震えるような体験を日々提供している。閉塞感のある現状を打破し、新しい風を取り込みたいなど、仕事による人材育成に興味のある方は、ぜひお問い合わせを。
もしよければ、飲みながら、お話を伺うというところから始めるのもいいかもしれない。
いかがだろう。私たちは、御社の人と企業の成長に寄与できる、と信じている。

株式会社クリエイティブアローズ
代表取締役 乳井 俊文